(当ホームページのFAQの回答でもおなじみの、大和高原診療所所長天谷友彦獣医師は、現在開催中のシドニーオリンピックの日本馬術チームの獣医として現地で活躍されています。先生がシドニーから湯気の立つような速報を送ってきてくださいました。写真提供も天谷先生です。)
| 2000年10月1日 |
| シドニーオリンピックが終わりました。 今、テレビからは閉会式、シドニーでの大花火大会の様子が見られます。 |
| 本日は、非常に強い風の中競技が行われました。 時折競技場を吹き荒れる突風のために、障害が何度も倒れたり落ちたり。 そのたびに中断を余儀なくされました。 |
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決勝Aラウンド 45名出場 杉谷選手 -12 20位(決勝ラウンドBへ進出) |
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決勝Bラウンド 31名出場 杉谷選手 -12.50 総合計 -24.50(25位) 1位 ジェローン・ダブルダム(オランダ) |
| 優勝候補筆頭であったブラジルのロドリゴ・ペソアは、Bラウンドの第8障害で3反 抗のため失権、その他有力選手が脱落する中、上記の3名が減点4でジャンプオフに出場しま した。なかでもカーリッド・アレイド(サウジアラビア)はアジア大会にも出場しており、 アジアの代表として応援していたのですが、第2障害で惜しくも落下してしまい、輝 かしい優勝を逃してしまいました。 |
| オランダは昨日馬場の個人でアンキーが優勝したのに加え、本日の障害個人の優勝で 、多いに盛り上がっていました。 |
| 決勝Aラウンドで3落下だった杉谷選手は、Bラウンドに見事に進出しました。マニアジョリー号の調子もすばらしかったのですが、3落下してしまい25位となりました。 |
| 白井選手は、練習馬場で調子よく飛越していたヴィコンテ号が、競技場内では今一つ 上に上がりきらず、残念ながらAラウンドで4落下をしてしまいました。 期待された林選手はスワンキー号の調子が今一つであったため、やや精細を欠いてし まいました。ヨーロッパへ戻り、体調をしっかり戻して今後に望んでほしいと思います。 |
| 今回オリンピックに参加した8選手9頭の馬達へ長い間、本当にご苦労様。十分休養をして、次のステップへ進まれることを切に望みます。 |
| 私は明日(2日)に久しぶりに帰国します。それでは。 |
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| 2000年9月28日 |
| ネーションズカップ決勝ラウンドに進出!! 健闘して11位!! |
| 28日午前8時30分より、個人戦予選を兼ねたネーションズカップ(15カ国参加 )が行われました。 |
| 雨が降りしきる中、また時折雷鳴がとどろく中、競技が始まりました。競技場は水浸 しで、 本当にひどいコンディションでした。「4年に一度の競技なのに、これまでずっと天 気が良かったくせに、どうしてこんな天気なんだ。」と言う声もあがっていました。 |
| 1番手は林選手とスワンキーです。第4障害で着水、最後の第12障害を落下し減点 8でした。 |
| 2番手は広田選手とマンオブゴールドです。21歳とは思えないような元気さを見せ てくれ、 ややつっこみ気味で飛越してしまった第10障害と第11A障害の2落下でゴールし ました。 |
| 3番手は白井選手とヴィコンテです。この辺から雨が上がり、少しずつ天気が回復し てきました。第4障害から第5障害トリプルのところで、馬が戻りきらずに飛越した ために、最後のと ころであわやと思わせるぐらいにバランスを崩してしまい、障害を落下させてしまい ました。 しかし、その後体勢を整え直し結局2落下、減点8で戻ってきました。 |
| 4番手は杉谷選手とマニアジョリーです。第4障害の水濠で着水後、第5障害Aで拒 止して しまい、タイム減点を加えて減点10で終わりました。 |
| この時点で日本チームの点数は24点(上位3名の減点の合計がチームの点数となる )で、カナダと並んで10位となりました。午後からのネーションズカップの決勝へ は、上位10チームとなっていたために、決勝ラウンドに進出することとなりました。 |
| 午後からは再び強い日差しが戻り、馬場は次第に乾いてきました。 |
| 林選手は、今一つ調子が出ないまま減点8でゴールし、満足が行かない様子でした。 |
| 広田選手は、馬の年齢的なところもあってかスタミナが切れたようで、午前の競技と はうって かわって飛越が低くなってしまい、減点40.5でした。 |
| ここで挽回をしたいところでしたが、白井選手もふるわず落下が5つで減点20とな り、続く杉谷選手も乗りきれず減点16で終わりました。 |
| このコースでは、第4障害の水濠から第5障害トリプル(垂直・垂直・オクサー)の コンビネーションが難しいとのことで、思いきって水濠を踏みきりすぐに馬を戻さな いと歩数が合わなくなり、コンビネーションで失敗するとのことでした。 |
| 結局、日本チームの総減点数は44点となり11位に終わりました。 |
| 優勝はドイツ、わずか1点差でスイス、銅メダルをかけてのジャンプオフではブラジ ルがフランスを破りました。 |
| しかし、オリンピック、世界選手権を通じてネーションズカップで決勝ラウンドに駒 を進めたことは初めてだったとのことで、各選手・馬達の健闘をたたえたいと思いま す。 |
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ネーションズカップ 結果 1位 ドイツ 15.0 2位 スイス 16.0 3位 ブラジル 24.0 4位 フランス 24.0 5位 オランダ 32.0 6位 アメリカ 36.0 |
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個人戦予選を兼ねることもあり、25日の1走行目の結果を加えた最終順位は次の通
りです。 24位 林選手 45位 杉谷選手 48位 白井選手 66位 広田選手 |
| 個人戦決勝は、予選上位45名が進出が可能なため、林選手・杉谷選手ともに1次ラウンドに出場となりました。決勝戦は1カ国から3名までの参加が可能なため、45名の中に「1カ国4名」となる国が数カ国あるため、ひょっとすると白井選手も参加できるかもしれないとのことです。 |
| 決勝ラウンドは、1次ラウンドの上位20名で争われることとなっています。10月1日に行われる決勝戦での活躍を期待しましょう。 |
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個人戦予選結果 1位 ロドリゴ・ペソア(ブラジル) 2位 アレクサンドラ・リダーマン(フランス) 3位 カーリッド・アル・エイド(サウジアラビア) 4位 イアン・ミラー(カナダ) 5位 ジェローン・ダブルダム(オランダ) 6位 トーマス・ベリン(デンマーク) 同 ルイス・フィリップ・デゼヴィード(ブラジル) |
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| 2000年9月25日 |
| あいにく曇りがちで肌寒く、ときおり霧状の雨がぱらつく中、個人戦の予選第1回戦が行われました。 |
| 日本の1番手は、広田選手とマンオブゴールドです。2〜3日前まで体調を崩していた 広田選手ですが、なんとか本番に間に合いました。しかし、調整の遅れがあったのか、 落下が目立ってしまい、7落下1拒止でした。 |
| 2番手は、杉谷選手とマニアジョリーです。とても元気な状態で順調に仕上がっている 人馬です。普通は前の選手が競技中には待機馬場(半径10mぐらいのところ)にいる のですが、競技場内で興奮しすぎないようにと、練習馬場の方で待機する気の使い様で した。2落下でしたがなかなか元気の良い飛越を見せてくれました。 |
| 3番手は、ベテラン林選手とスワンキーです。さすがに経験豊富なこともあり、すばら しい飛越を見せてくれました。1落下したものの、満足の行く結果であったと思います。 |
| 以上の3選手は午前中に競技が終わり、午後の2番目に4番手となる白井選手とヴィコンテが登場しました。午前中のフラットワークでは、とても元気な動きを見せていました。 |
| 力強い飛越を見せ、やや突っかかるところもあり2落下しました。 |
| 有力な選手が結構ミスを見せたりするなかで、日本選手はなかなか健闘したと思いま す。74頭参加して、クリアラウンドした馬はわずかに3頭でした。 |
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日本選手の結果 18位 林 選手 −5.00 25位 杉谷 選手 −8.75 27位 白井 選手 −9.00 71位 広田 選手 −31.50 |
| 28日のネーションズカップ(国別対抗戦・個人予選を兼ねる)にも期待をしましょう! |
| 飛べ飛べ日本飛行隊!!(スキーのジャンプチームみたいかな?) |
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いよいよ障害が始まります!
| 2000年9月24日 |
| 本日インスペクションがあり、日本チーム4頭すべてホールディングされることもなく 合格しました。 明日午前10時30分より個人戦予選が始まります。 |
| とりあえず4名・4頭の人馬でチームを組めることとなり、一安心と言うところです。 明日からの選手・馬達の活躍を期待しましょう。 |
| 今後の日程 9月25日 個人戦予選 9月28日 団体戦(個人戦予選を兼ねる) 10月1日 個人戦決勝 |
| 今日は、女子マラソンの中継があり、インスペクションの前に日本選手団は大いに盛 り上がりました。選手のみんなからは「かっこいーなぁ」の声が上がり、俺達も負け られんぞという 気持ちになっています。 日の丸が掲げられるよう、良い結果が出ますように! |
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