疑惑に対するみなさんの意見


更新日:1999年10月6日


バルセロナ五輪選考で現金授受疑惑に関する新聞記事ここです
アトランタ五輪馬術代表選考疑惑に関する新聞記事はここです
馬仲介の詐欺事件疑惑に関する新聞記事はここです
■私の疑問 
匿名女性(1999年10月1日)

下田夫妻の詐欺事件から始まり日馬連のいくつかの不祥事がマスコミに取り上げられましたが、現状では当事者の人たちの思惑通り、少しずつ忘れ去られる方向に進んでいるように見えます。 東西の馬場馬術大会を見ても今回の馬術情報を見ても、馬の世界はまるで何事もなかったかのように以前と何も変わらずに進んでいます。 でも本当にこのままでよいのでしょうか。 私たちの所属する日本馬術連盟は私たち一般会員に対して何の説明も釈明も行ってくれません。

私が疑問に思う点がいくつかあります。 日馬連という団体の会員はどの程度の問題を起こすと除名になるのでしょうか。 少なくとも高額詐欺事件を起こし裁判で敗訴しても、また便宜を図ってもらうために贈収賄を行ったと疑われるような行動をとっても除名にはならないし、活動に何の制限も与えられないということは今回の件でよく分かりました。 でもこれで将来困ることにはならにのでしょうか。 こんな大きな問題を起こしても処分を受けなかったという前例を作ってしまうわけですが。

あともう一点疑問に思うのは、大学馬術部のセレクション入学に関してです。 今回の一連の贈収賄疑惑には現在学生馬術界の最強の3大学馬術部の事実上の監督3名が名前を連ねているわけですが、この人たちは入学に関してだけは潔癖なのでしょうか。 運動部のセレクション入学に関しては大きな社会問題になる可能性があると思います。 入学に際しての金銭の授受や競技馬購入の斡旋は無いのでしょうか、そして何よりも、一人の学生がセレクションで入学すれば一人の一般受験生は入学できなくなるわけで、しかもそのセレクションで入った学生の卒業率の低さは不合格になった受験生を充分不愉快にすると思います。

私たち会員が日馬連に所属していることを恥ずかしいと思わなくて済むよう、とにかく事実を明白にし、納得のいく対処を行って欲しいものです。

■無題 
匿名男性(1999年9月22日)

結局、何だかんだいっているけれど、高い金出して、外国から馬を購入したって、乗る方に技術がないんだから、駄目にしちゃうだけじゃない。 日本人なんてほとんどそう。金権馬術といわれて、それでも、外国に試合にでていく。国産の馬を自分達で調教するのが、本物でしょ。 大きな顔して、でしゃばんじゃねーよって、いわれてますよ。

■馬術五輪選考で現金授受に関して 
女性(1999年9月21日)

この前の乗馬ライフではじめて知りびっくりしました。こんなにマイナーなスポーツの賄賂を記事にする新聞社に驚き。馬術にニュース性なんかないと思ってましたから。しかし、金額が、賄賂にしては、切れのよい数字でもなく、はしたがねだと思いませんか。ゴシップ的な意見ですが、これは、失脚させるための糸口または賄賂をもらえなかった関係者のひがみによるタレコミ記事では?オリンピックやアマチュアスポーツは、馬術に限らずお金のかかるものです。選手の滞在費、生活費、一流の道具、練習、などスポーツ三昧の生活をするには、金持ちかスポンサー付きでないと出来ないのは、明白、どのスポーツでも同じだと思います。オリンピックなんだから、国がメダルを取るためには、今回たまたま成績がよかった選手よりも底力がある選手または将来ずっと続けて上達する可能性のある選手を選ぶのは当然だと思います。そんなに大騒ぎすることではない、と思います。

■下田夫妻による詐欺疑惑について 
女性(1999年8月12日)

海外から馬を連れてくるのにはそれなりのリスクはあるでしょうが、何千万ものお金が訳の分からないところに消えていくなどど いうことは、まず誠実な仲介者を通せばありえません。 仲介者にも「信用」というリスクがかかっているわけですから、 普通血液検査など事前にやって、日本に連れてこられることが 確実な馬だけが紹介されるはずです。それも分からないうちから支払いをさせるの であれば、論外です。

万一、あばれて飛行機に乗らなければ、その馬を現地で相応の金額で 転売できるはずで、それができないということは、その金額に 見合わない、売ると大損するレベルの馬であったという可能性もあります。 また、ヨーロッパから一頭運ぶのに、輸送費、保険、検疫などもろもろの 費用をあわせても150万前後で、数百万もかかるのならばいったい 明細はどうなっているのでしょう。

今回このようなことがあって、海外から馬を買うことを躊躇される人が いらっしゃるかもしれませんが、安全に良い馬を入れている方、買っている方は少なく ありません。よい仲介者を選べば、必ず満足できるでしょう。

■下田夫妻による詐欺疑惑について 
女性(1999年8月11日)

下田夫妻による詐欺事件と呼ばれるものに対し、馬術を侮辱しているという考え の方が多く見受けられるように思います。時機を逸しているとは存じますが、遅 れ馳せながらこの件に関しまして、完全な詐欺として取り扱っていたのが夕刊紙 のみで全国紙における扱いは金銭トラブルとなっていた点、および情報の重きが A氏側に偏りがある点を是正すべく意見を申し上げたいと思います。

この問題の本質は、本来両者の感情的行き違いが一番の大きな原因だったと思わ れるのです。以前、両氏はビジネスとしての付き合いを超えた家族関係を持って おり、お互いに便宜を図っていたようです。この関係が一変するのは、先にあが った馬売買によります。外国まで出かけ買おうとした馬は年齢はいっていたがグ ランプリ馬で、当然値段も張りますし、馬の購入は前払いによる一括決済のため 多額の費用もかかります。つまり、オーナーが馬を手にする前に仲介者がいった んお金の支払いを済ませてから売却という手続きを取る事が有ります。もしここ で、馬に何らかのリスクが生じ日本に運べない場合には、支払い済みの馬代金は 宙に浮き、品物は来ないが代金の請求は残るという結果になります。ここが問題 の発端なのです。一度買い取ってしまった馬は、使い物にならない時は返品でき るという保証がついていない限り返す事は出来ず、現地で新たな買い手を探す羽 目になります。そうすれば、ここでも預託料等の費用がかかり請求の対象となっ てしまいます。一般的な考え方からすれば、使えないものにお金を支払うだけで はなく、その費用まで負担するとなれば頭に血が上ってしまうのも当然かもしれ ません。しかし、下田氏側もそれを埋め合わせすべく誠意を持って対処したよう ですが、良い馬を探しつつも時間が経過し(グランプリを踏めるような馬などは そうそう市場には出てこない)再び大きなトラブルが発生してしまうのです。馬 が暴れて飛行機に乗れなかったというものです。確かに乗るはずの便には乗って きませんでしたが、その後遅れて日本には入っているのです。けれども既にこの 時には、乗馬を必要としていたA氏のお子さんが乗馬そのものを辞めてしまい馬 は不要、代金の返還要求に始まり、下田氏側の費用、手数料等の金額は譲れない という金銭トラブル(一回の馬輸送と動物検疫などの費用は数百万単位でばかに ならない)から訴訟へと発展してしまったのです。

実際には、私も下田氏側による一方的な本人が事実と言っている事を聞いただけで、どちらがより真実に近いのかという事は判断できません。が、夕刊紙一面に 出た直後(何故このような記事が夕刊紙の一面を飾るのか理解しかねますが)全 国の乗馬クラブ、馬関係者のところへ一斉にこの記事がFAXされたそうです。 この事についても少なからずある意味での悪意は感じますが、下田氏側は営業面 でかなりのダメージを受けたようです。どちらにせよ「李下に冠を正さず」、金 銭感覚の麻痺による一般常識を逸脱した行為がお互いにあったのかもしれませ ん。しかしながら、馬を取り巻く事柄がこのような形で世に出る事は非常に残念 に思い、又、何がどうなっているのやら知りたいのにさっぱり分からない方々の フラストレーションが少しでも解決されたらと願い、長々と書かせて頂きまし た。

馬取り引きにおける商慣行やその不透明さ、一部業者による利権の集中など問題は山積していますし、改善すべき方向へ持っていくのが理想なのでしょうが、やはり、素晴らしい馬を手に入れようとすればそこには様々な人の思惑や数千万のお金が動くのが、悲しいけれども馬術界の事実でもあり現実でもあるのです。

■日馬連は夢を壊さないで 
大学生・男性(1999年7月12日)

今回話題になっているのは、結局五輪選手選考の際に、賄賂的な意味合いの強い金銭が回っていたということですよね。また、他のところでは、ある選手に出場を辞退するように要請していたりしたとかしないとか。バルセロナのときの人は、名前が出ていたように思いますが、アトランタの時は選手の親としか出ていませんでしたが、まあ障害の選手のようですね。

僕は常々、馬術はオリンピック競技の中で一番出やすい競技だと思っています。その理由は、現役でいられる時期が長いこと、お金で解決できる領域がとても広いことからです。これは、貧乏人のひがみとかではなく、冷静に客観視しての理由です。もし、まだ馬に一度もまたがったことのない人でも数億円のお金があれば、ヨーロッパのどこかの国へ馬術留学して、何年かしっかり馬術を学んで、世界で通用する馬とそれを管理できる人々を雇えば、それなりに世界に太刀打ちできるんではないかと思います。これは僕の勝手な想像に過ぎないので、現実はこんなに甘くはないとは思いますが、日本での競技人口を考えた場合、日本代表になる程度(非常に失礼な言い方ですが)ならば、あながちあてはまらない訳でもないような気がします。今回の金銭授受の背景にも、スペインの素晴らしい馬を購入し、この馬なら世界に太刀打ちできるという判断のもと、少々強引に選考したという話も新聞で読みました。このようなことが起こるのは、やはり馬という他のスポーツとは違う存在があること、また、その馬自体が競技の成績を大きく左右するという競技の特殊性から起こっている面が大きいと思います。

身近にオリンピック選手のお知り合いがいらっしゃる方で、実際にその人たちの練習なり、苦労というものを見るチャンスがある人は、少々複雑な思いで今回の騒動を見ていらっしゃるのではないでしょうか。僕の基本的なスタンスは、やはり賄賂的な金銭、物品の授受はスポーツマン精神に反しますし、断固反対です。しかし、馬術というのはもともとお金持ちがやるスポーツであったのは事実ですし、誰もが気軽にできるスポーツとは言えないと思います。実際、日本の五輪代表の顔ぶれを見ていると、親が乗馬クラブを経営していたりとか、どこかの会社の社長とかそういう方ばかりです。やはりこのような限られた人達による世界なり、集まりというのはどうしてもなあなあになってしまう側面があるのは仕方のないことだと思います。実際、最近までの日本の企業や官庁はみんなそういうところだったのですから。しかし、いろんな乗馬クラブの努力によって、僕のような学生でも、自分のアルバイトによって馬に乗れるレベルまで大衆に広がりつつあるのもまた事実です。(まだ、鞍や上ランなんか持ってないので、まさに乗ってるだけといえばそれまでですが。。)このような現実を考えると、馬術連盟の体質改善はもはや避けられないと思います。新聞で読んだところによると、若手の理事の人達は今回の騒動に対する厳正な処分を求めているとのことなので、日本の馬術界の未来は明るいような気がします。

馬術はお金がかかるスポーツで、逆にお金さえあればどんどん上達していける少し特殊なスポーツだと僕は思います。このようなスポーツを真剣にやっていく選手の人達に対して、やはりお金によって代表の座が買えるような錯覚を与える(現実をあたえる?)ようなことはやめてほしいと思います。僕らお金がないけど、競技スポーツとして馬術を頑張ってみたいという人の夢がなくなります。現実、僕がオリンピックに出れるとは財政的にも技術的にも思いませんけど、少なくとも最高峰にはそういうチャンスがあるという夢を与えることは、馬術連盟にとってのこれからの義務だと思います。本気で馬術競技を普及させたいのなら、その辺のことから考えていかないといけないと思います。

■「全てを公に!」
女性(1999年7月12日)

はじめは驚いて、いやだなぁと思ったのですが、できれば、どんどん掘り返して、おかしなことを全部公にしてほしいです。確かに馬術は上をめざせばお金がかかりますが、どのスポーツもたいがい同様だと思います。生き物を扱うので他よりもっとかかるのでしょうけれど。ただ、自分や家族の経済力で、なんとかするのならかまいませんが、そこに権力がからんでくるととてもいやらしいですね。馬の売買に関する詐欺事件も、日馬連の理事だか誰かから下田氏を紹介されたようですし、日馬連は苦情があっても賄賂で口を閉ざして今まで野放しにしてきました。あきらかな詐欺に対して皆が泣き寝入りしてきたのは、権力を握る者たちが公正でなく、自分や家族が馬術界でやっていくためには口をつぐむしかない構造になっていたのではないでしょうか。

また桜井氏のことは少し論点がずれていると思います。選考の時点で桜井氏の他に代表になれる人も馬もいなかったとききますし、賄賂性はなかったと私は思います。この問題はもっと大きな深いところに潜り込むための入り口にすぎなかったのではないでしょうか。

国体などはいざ知らず、オリンピックへの出場となると、誰もが納得する実力者ですから、「代表になりたい」ためのお金の受け渡しはあったとしても意味がないと思います。お金を出す人もいれば受ける人もいるでしょうが、そのために代表選考が変わってしまうほど優秀な人馬の多い馬術大国ならむしろうれしいぐらいです。

オリンピックがからむと大変な事件のように見えますが、私は馬仲介の詐欺事件のほうがずっと腹がたつし、許せません。そちらは確実に馬術界の品位を貶めました。お金がかかるスポーツならなおさら、信用が大切です。乗馬や馬術はきたない世界だと思われても仕方ありません。このことの責任を関係者一同にとってほしいです。

■「馬や人々に失礼」
女性(1999年7月14日)

理事会は総辞職のようですが、なんの反省もないようで、このまま終わってもいいものかと疑問に思います。まじめにこつこつ練習している馬や人々に失礼です。

■「詐欺事件の白黒はっきり」
乗馬歴26年 匿名希望男性 会社員(1999年7月15日)

下田夫妻に関しては馬術以前の詐欺事件と思いますのでしかるべき裁判所などで、早急に白黒はっきりしてください。われわれ馬術愛好家として馬術と詐欺を同居させるのは不愉快きわまります。

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