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2000年3月13日

今年初試合だった水口ホースショー、3ヶ月ぶりの試合でとても楽しみにしていました。11日の土曜日に馬を水口乗馬クラブに輸送したときに、何人もの方から「プーの乗馬ページを見ています。」と声をかけてもらい、とても嬉しかったです。水口の人はみんなフレンドリーでいい雰囲気ですね。普段はメールで知っている方も、実際にお会いしてお話をするのは本当に楽しいです。もっと頑張ってアップデートしなくては、と思ってしまいました。

肝心の試合結果ですが、愛馬ディキーラはやる気まんまん、練習馬場でも全然当てない好調ぶり。まずはL級A、最初の走行は満点、続いてのジャンプオフも満点。ところが、ゴールを切ったあと、何を考えていたのか、わざわざ、障害とらちの狭い間に入って行き、らちにひっかかって馬がパニック、私は放りだされて落馬してしまいました。ゴールを切った後だったので入賞はしたものの、愛馬にひどい怪我をさせてしまい、中障害は急きょキャンセルしました。右前肢の付け根のところが大きく切れていました。OPに戻ったあと、獣医さんに縫っていただきました。全身麻酔をかけて、なんと8針です。

落ち込みましたねえ。自己嫌悪なんてものじゃない、自分を殴り倒したい気持ちです。17歳という年齢を感じさせない頑張り、また実際に騎手の下手をカバーしてあまりある力で満点、満点で行ってくれる、これだけオーナーに尽くしてくれる馬を、私のうっかりで怪我させてしまって・・・可哀想に。ディキーラに向かって何度も「ごめんね、ごめんね」と言っても「私が悪い、私が悪い、私のせい、私のせい」との声がこだまのように響き、気分は重く沈んで、一睡もできませんでした。あまりの可哀想さと、自分の情けなさに涙が出ます。

幸い骨まではいってないので、2週間完全ストップ、1ヶ月したらまた運動を始められると言うことで、ゆっくり休養させたいです。1日たった今日、ビデオを見てみると、馬よりも乗り手が大けがをしたかのようなひどい光景でした。私は何ともないのが不思議なくらいです。ディキーラは私を守るために自分が傷ついてくれたのだと確信しています。動物は飼い主の身代わりになってくれる、というのを私は信じているのですが、みなさんはどうですか?

1999年9月29日

8月にクレインOPで行われたの月例では中障害に出て、第一走行満点ジャンプオフも満点!これでやっと完全復帰、と思いきや、とほほ・・・久々の愛馬の絶好調に舞い上がってしまい・・・嬉しがり過ぎたのでしょうか、フジグランプリに行く直前の週末に障害をやりすぎてしまったようです。ほんのわずかですが左前肢が腫れてしまいました。まだ歩様にでないほどの初期ですが、大事を取ってまたもや直前キャンセルしました。これで今年は4回連続直前キャンセル、今年はまだまだ試練が続きます。今まで味わったことのない辛い日々でした。(ところで、キャンセルしても試合の登録料やエントリー料はきっちり取られて戻ってこないのですね。毎回4〜5万のお金を捨てることになりました。これってどうにかならないものですか?)

今度こそ、「5回目の正直?」で杉谷ダービー(10月8日〜11日)に出ます!実に9ヶ月ぶりの試合です、今回は慎重に「小障害」と「グランプリアマゾネス」にエントリーしています。かなりの人馬が出る試合ですので、行かれる方は一緒に頑張って楽しみましょう!

1999年7月1日

毎日で憂鬱ですねえ。雨の中の乗馬が続く日々ですが、ブルーになるにはもう一つ理由があります。ディキーラで6ヶ月も試合に出ていないのです!大事の上にも大事をとっている間に6ヶ月も経ってしまいました。自馬で障害を飛ばないと全然元気が出ませんね。この6ヶ月で改めて思ったのは、いかにディキーラに甘やかされていたか、と言うことです。この6ヶ月間たくさんの会有馬に乗せてもらって練習し、それはそれでとても楽しく勉強になったのですが、いかんせん疲労気味の新馬や海千山千の古馬、全てのことを完璧にしないと高い障害は飛んでくださいません。こぶしの強さ調節するときは、指を開けたり閉じたりするだけで微妙に、微妙に・・・馬のバランスを起こす時も一気にしないで10歩以上かけて徐々に、徐々に・・・。一歩進むごとにやらないといけないことが山のようにあって、Thinking Ridingの大切さを改めて感じました。全てのことが無意識にできるようになったときには自馬で完璧に近い走行ができるのでしょうか?今のところ、次の試合予定は8月のフジグランプリ・・・レッスンで習ったことを自馬で実践できれば、と思っています。

1999年4月27日

問者カウンターが22日に4万人を突破しました。4万人目の方は服部乗馬センターで乗っていらっしゃるヒロさん、でした。北京のホテルからメールをチェックして分かりました。プレゼントを送らせていただきます。これからもどうぞよろしく。

1999年4月1日

馬ディキーラは屈腱炎のため、1月の試合後からずっとストップしています。ほぼ治ったものの、まだ完全ではなく、3月27日(土)〜28日(日)にJRA栗東トレセンで行われた第9回栗東ホースショーは直前棄権しました。無理したら連れていけないほどではなかったのですが、なにせ試合となると鬼のように頑張ってしまう馬ですから、大事をとってキャンセルしました。自馬を持つと、喜びも悲しみも10倍、至福の時を与えてくれる代わりに、怪我病気などでは生きた心地がしないほど心配します。これが自馬を持つ醍醐味でしょうか。いい時だけでなく苦しい時もともに悩み、一緒に成長していけたら、と思います。次の予定は、4月中旬のつま恋ホースショー'99第一回大会です。100%大丈夫、というドクターの保証があれば、頑張りたいと思います。

1999年2月23日

なさんは、衛星放送で馬術の試合が見られるのをご存じですか?私の家はDirecTVなんですが、Ch.150(J-SPORTS 月額\900)とCh.151(CS-WOWOWアリーナ月額 \1,500ですが6月で放映終了)で週に3回ほど最近ヨーロッパで行われた障害の試合をやっています。特にCS-WOWOWアリーナで放映している試合の解説はクレインオリンピックパーク所長である中野善弘選手の解説なのです!先週はビデオ録画していた「ベルリンワールドカップ'98」等を見ていて、すっかり魅せられてしまいました。去年の10月ローマまで出かけて見た、世界馬術選手権に出ていた世界トップクラスの選手がぞくぞく出てきて、またみんな素晴らしい走行ばかりしてくれるので、ため息がでます。スルターク、ビアバウム兄弟をはじめドイツの選手はほんとにうまい!もうそれしか出てきません。みんな騎座が深く100%馬をコントロールして飛んでいます。が、私はあまりドイツ式障害飛越は好きではありません。どちらか言うと、馬をある程度フリーにして軽く乗るフランスの選手、特にゴディニヨンとかエリック・ナベの乗り方に惹きつけられます。また、今一番華麗に乗るな、と思うのはロドリゴ・ペソアです。今世界ランキング2位のヒューゴ・ジモン(オーストリア)とETってご存じですか?今56歳のチビデブおじさん(失礼)で、コブシが荒く、乗り方はお世辞にも華麗とは言えないのに、あのコンビはすごいですね。まさに人馬一体、ドイツ選手の完璧技術なんて意味があるのだろうか疑問に思うほどです。障害はこれだからおもしろいですね。最近もETを5百万ドルで売ってくれというオファーを断ったらしいです。あの馬だったら納得ですね。それにしても今は衛星で馬術の試合が見られるのですからいい世の中です。目の保養になります。

1999年1月20日

年の初試合となった「キャロットホースショー」(杉谷馬事公苑)は、愛馬の怪我・治療(詳しくは1998/12/3分を読んでください)と2ヶ月近く休ませたあとだっただけに不安と期待で迎えました。でもディキーラは休んだ分ちゃんと応えてくれました。中障害は寒風吹く中、暮れて真っ暗になってからナイター照明で行われなした。まずは第一走行目満点(満点は22人中5人)続いて行われたジャンプオフも満点(5人中2人)、タイムが遅く2位になりましたが、今年の初試合を満点ばかりでスタートできたのですからこんな嬉しいことはありません。しかも1位平尾賢選手(スパーキー�)と3位の杉谷泰造選手(ボクサーボーイ)にはさまれての入賞ですから喜びもひとしおでした。障害というのは私のようなアマチュアでも馬によってはプロに勝てるからおもしろいですね。ディキーラは今満16歳と4ヶ月、でもまだまだ元気です。それにしても、いくら感謝しても感謝したりないヤツです。

1998年12月7日

12月7日に3万人目のカウンターが刻まれました。3万人目の訪問者は京都の「うぃるさん」、よくプーのチャットルームに来て下さっているかたです。「うぃるさん」はじめ今まで遊びに来て下さった皆さん、本当にありがとうございました。

私がインターネットを始めて4年、ホームページを立ちあげて3年半たちました。1995年に「プーの乗馬ページ」を始めた時は、乗馬関係のホームページは数えるほどしかなく、情報はアメリカやヨーロッパのサイトに頼るしかなかったのに、今ではインターネットをする人も、乗馬関係のホームページの数も数え切れないくらいになりました。その間、ネット上で知り合ったかけがえのない友人もたくさんでき、最近では試合に行っても、「プーの乗馬ページ、見ていますよ」と知らない人から声をかけていただいたり、隔世の感があります。

これからもホームページの充実と乗馬技術の向上にますます頑張りたいと思います。どんどんネット上に乗馬友人の輪を広げていきたいので、よろしくお願いします。

1998年12月3日

愛馬ディキーラが怪我をしました・・・・11月21日〜23日にかけて行われたクレインカップ馬術大会(服部緑地馬術大会)にエントリーしていたディキーラは馬輸送をして服部緑地乗馬センターに金曜日に到着しました。その夜、馬房内で寝違えて(寝返りをうつ、と言うことです)後肢を馬房の鉄柵にひっかけ、抜こうとパニックになり、暴れてそのへんを蹴りまくり大怪我をしたようです。すぐに獣医さんが、全身麻酔をかけて17針縫うという処置をしてくれたので、幸い外傷だけですみそうです。痛い目にあってディキーラは涙がでるほど可哀想でしたし、せっかく楽しみにしていた試合を棄権しないといけなくなってしばらくは落ち込みましたが、これもいい方向に向かう為の試練だと思って今は全てのことに感謝しています。毎日OPで完璧なケアをしてもらい、12月3日に抜糸も済み順調に回復しています。運動できるようになるまでしばらくかかりそうですが、来年から心機一転また頑張りたいと思います。

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