ボクの通名はMC。1982年9月20日生まれ、サラブレッド系のせん馬です。オーストラリアで障害馬として調教されたボクは7歳のときに輸入され、日本の有名な乗馬クラブ・クレインでアマチュアオーナーやプロのインストラクターを背にジャンプ、多くの競技会にも出場し、金沢国体で優勝までしたことがあります。
(そのときは本名のシュールクレムリン、騎乗者は山口千恵子選手でした。)
ボクがなぜ「プー」と呼ばれているのかについてお話します。実は薫がはじめてボクを見たときに、 ボクの顔がぼーっとして、とてもひょうきんだったので「ぷっ」と吹き出してしまったらしいんです。とても失礼だと思います。でもあたってる。
元オーナーの一言: 実は私はプーの外見が理想の馬なんです。昔から栗毛が好きで、中野善弘選手に馬を探してもらうときも、「栗毛がいいですね。」とお願いしたくらいです。その時に中野さんが「ボクも実は栗毛が好きなんですよ。栗毛っていいですね。」と言ってくれたのが本当に嬉しかったのを覚えています。(中野さんの大障害の主戦馬シドニーシンフォニーもきれいな栗毛です。)プーを試乗しに、中野さんと服部緑地乗馬センターに行った時は、もう“一目惚れ”。今でもあんな美しい馬はいない、と信じています。
元オーナーの二言目: 愛知大学馬術部の方からの報告によると、名前が“愛ザック”に変わり、現在“愛明”と言うことです。これだけ名前をたくさん持っている馬もめずらしいと思いませんか? MCの近況をご存じの方はpooh@johba.com(Kaoru Jinko)までe-mailをくださいね。お願いします。